一緒に、版画の制作方法を学ぼう!

こんにちは。

博物館実習を受講している文学部の3年生のSMです!

実は、私は博物館や美術館によく行くタイプではないのですが、博物館実習を通して、知識がなくても楽しめるんだな、と感じました。

みなさんもぜひ、少し落ち着いて、のんびりとした時間を過ごしたいときに、訪れてみてはいかがでしょうか?

 

今回の展覧会では、リトグラフ(版画の手法の一つ)を扱っています。

 

そこで私は、「版画にも何種類かあるけど、何が違うの?」と思いました。

 

このコラムの場を借りて、調べてみようと思います!

みなさんも一緒に学びましょう。

 

 

     凸版(とっぱん)

色をつけたいところを残して、他をすべて削る方法。

全員小学校でやったであろう木版画や、(一時我が家でブームが起きた)消しゴムハンコがこれにあたります。

割と馴染みのある版画の手法ですね。

↑歌川広重による「東海道五十三次」の蒲原宿

 

     凹版(おうはん)

色をつけたいところを削り、そこにインクを入れて刷る方法。

銅版画でよく用いられる手法です。

へこんでるのに、なぜ印刷できるのか、不思議ですよね。

凸版よりもプレスする力が強く、紙を湿らすことでインクを付きやすくしているからだそうです。技術の進歩ですね。

↑レンブラントによる「百フルデン版画」

 

     平版(へいはん)

これが今回扱っている、リトグラフです!

今までは削ることで絵を描いていましたが、平版では科学の力を使います。

油を含むクレヨンで描いた場所は油をひきつけ、他の場所は水をひきつける現象を利用した方法。インクは油を含むので、クレヨンで描いた部分にのみインクが付きます。

凸版や凹版と比べると、最近発明された方法みたいです。

名古屋大学のプロジェクトギャラリー「clas」で実際に作品を見てみてください!

 

 

     孔版(こうはん)

版に穴(孔)をあけて、上からインクを押し付けることで刷る方法。

Tシャツなどにデザインを印刷する際によく使われる、シルクスクリーンなどがこれにあたります。

色が鮮やかに表現される一方で、グラデーションを多用した写実的な絵を描くことはできません。確かに、クラスTシャツなどで写実的なものは見たことありませんね。

↑アンディ・ウォーホルのマリリンモンロー

 


凸版                   凹版


平版(リトグラフ)            孔版(シルクスクリーン)

 

画像引用元:印刷の版式とは(メリット・デメリット)|ラベルの基礎知識 (toppan-im.co.jp)

 

 

いかがでしたでしょうか?

版画だけでもいろいろな種類があるんですね!

これからはどの技法を使ったのかな、と考えてみると、より楽しめるかもしれません。

 

 

参考文献

そもそも版画ってなに?版画の種類や特徴を紹介! | egasuki

版画の基礎知識 (saloon.jp)

 

 

SM

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