総務班より 「リモート博物館実習(!?)体験記」
実習をリモート?と、お思いになった向きもあるかもしれない。8/22~25までをコアタイムとした本実習のうち、筆者は23日午前中に咳やだるさを感じて早退、何とか同日夕方にPCR検査を受け、めでたく陰性と通知された翌24日夕方までは、自宅からリモートで実習の作業に従事していた。リモートで何をするかと言うと、筆者の属したA班は総務班であり、ギャラリー入り口に掲載するあいさつ文や、監視当番の割り振りの作成が担務である。すなわち、総務班の業務だけで言うならば、現地に赴く必要はない。パソコンと通信環境さえあれば、自宅でも作業は可能である。実習というと、どうしても現地に赴いて行うものという印象を持たれがちである。それが一番色んな意味で手軽だし馴染んではいるものの、一方でこのような惰性こそが、コロナ前にテレワークが普及しなかった原因の一つなのかもしれない。
もちろん、パソコンで自由自在に操作できるロボットが使えるというのでもない限り、少なくとも展示と撤収の作業は現地に集まって行うほかない。今回の業務班は、A総務B撤収CデザインDブログ①Eブログ②の5班に分かれたが(陳列は参加者全員)、Bの撤収以外は、実はリモートでも行えないこともなかろう。一方、リモートはリモートで自由な発言がしにくい、また希望の集約を取るのに手間取るといったデメリットもあるが、それは創意工夫で解決できない問題ではない。
「リモート」と「実習」という組み合わせは、水と油のごとく感じられるかもしれない。しかし、このように検証してみると、実は館園実習はリモートでも行い得るものであり、「リモート」と「実習」という組み合わせへの拒絶反応は、ある意味で思考停止と言って良いのかもしれない(言い過ぎ?)。すべてをそのまま敷衍するのは無理にしても、これは企業や官庁においても同じことではないだろうか。こんなことを、社会からはやや離れているもの、時にはちょっとアブノーマルなものを収蔵する博物館での実習を通じて、考えさせられた。
(N.M)



コメント
コメントを投稿